名刺入れVol.1からの続きです。

Vol.1で蝶番の幅を25ミリと記載しましたが、

算出方法は、完成した時に中がカラの状態での厚み

(革やケント紙や布の厚みです)+挟みたい名刺の厚み、

というのが基本になります。



25ミリというと厚すぎる気がするかも知れませんが、

革や紙や布だけでも随分な厚みになることが

わかると思います。



それぞれのパーツを作る度に、のり代部分を

キッチリとヘラで抑えて厚みを抑制していかないと、

モサッとして野暮ったい感じになってしまいます。



それでは

4.内側の作成に取り掛かります。

  ベースのケント紙より少し小さめにカットした

  ケント紙に内布を貼って、のり代の四隅を全てカットして

  折りたたみます。ヘラできっちり抑え厚みを減らします。

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5.ポケットのケント紙に布を貼り、口側だけのり代を貼り、

両脇を蛇腹に畳みます。この蛇腹の幅を細くしたり太くしたり

して、挟める名刺の枚数を調節します。

PA274111




6.蛇腹の下ののり代はカットして、4のステップで作った

内側のベースに、両脇→底 の順でのり代を貼ります。

PA274112

7.ポケットが完成です。

PA274113
8.両側のポケットを革に貼り付けて完成です。

PA274114

名刺を入れてしばらく寝かせておくと、全体が馴染んで

綺麗にたためるようになります。

PA274123b



今回は外側に革を使いましたが、勿論好きな布でも

出来ます。その場合はベースはケント紙ではなく

1ミリか2ミリのカルトンが良いと思います。

リバティのタナローンなど極薄の生地を使う時は

ホットメルトなどで裏打ちして使ってください。



作ってみたいな~という気になって頂けたら

あ、なって頂けなくても(笑)

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