名刺入れVol.1からの続きです。
Vol.1で蝶番の幅を25ミリと記載しましたが、
算出方法は、完成した時に中がカラの状態での厚み
(革やケント紙や布の厚みです)+挟みたい名刺の厚み、
というのが基本になります。
25ミリというと厚すぎる気がするかも知れませんが、
革や紙や布だけでも随分な厚みになることが
わかると思います。
それぞれのパーツを作る度に、のり代部分を
キッチリとヘラで抑えて厚みを抑制していかないと、
モサッとして野暮ったい感じになってしまいます。
それでは
4.内側の作成に取り掛かります。
ベースのケント紙より少し小さめにカットした
ケント紙に内布を貼って、のり代の四隅を全てカットして
折りたたみます。ヘラできっちり抑え厚みを減らします。
5.ポケットのケント紙に布を貼り、口側だけのり代を貼り、
両脇を蛇腹に畳みます。この蛇腹の幅を細くしたり太くしたり
して、挟める名刺の枚数を調節します。
6.蛇腹の下ののり代はカットして、4のステップで作った
内側のベースに、両脇→底 の順でのり代を貼ります。
7.ポケットが完成です。
8.両側のポケットを革に貼り付けて完成です。
名刺を入れてしばらく寝かせておくと、全体が馴染んで
綺麗にたためるようになります。
今回は外側に革を使いましたが、勿論好きな布でも
出来ます。その場合はベースはケント紙ではなく
1ミリか2ミリのカルトンが良いと思います。
リバティのタナローンなど極薄の生地を使う時は
ホットメルトなどで裏打ちして使ってください。
作ってみたいな~という気になって頂けたら
あ、なって頂けなくても(笑)
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